犬のトイレの位置で最も最適な場所の見極め方
2017/09/21
犬を飼育するに当たり、トイレのしつけに関しては、室内で飼う場合には、十分な配慮とトイレの位置の設定が非常に重要になります。
幼い時はまだ良いものの、大きく成長すると、特ににおいの問題は人間の生活にかなりの影響を与えます。
またマンションやアパートなどの賃貸物件でも、近年ではかなりペットの飼育が可能な物件が増えてきています。
このような賃貸物件で犬を飼うときは、退出する際のトラブルを防ぐためにも、最適なトイレの位置の見極め方が非常に重要になります。
最適なトイレの位置を見極める前に、まずはトイレトレーニングを完璧に行いましょう。
小犬にとって適切なトイレの位置はサークルから近いところです。
サークルの囲いの中にトイレを設置する人もいるかもしれませんが、これはやがて大きくなった場合に、そのままの環境では不適切になってしまいます。
そのためにも専用のゲージを利用するなどして、寝床とトイレは分離させて設置することが基本となります。
トイレトレーニングでの最も大きな注意点とは、トイレと寝場所を一緒に考えないということです。
しつけは慣れではなく、決まった習慣と習性によってしつけていくものであるため、年齢はそれほど関係はないでしょう。
室内でトイレの位置を覚えるまでは、散歩の時間は短めに設定しましょう。
ワクチン接種が終わると、早く散歩に行きたいという思いから、トイレトレーニングよりも散歩を優先してしまう人も多いでしょう。
しかし野外で排泄したら後片付けすればよいと考えるのは、間違っています。
排泄のタイミングは食事と常に同じものであり、ある程度一定の間隔ですることがほとんどです。
そのため飼い主がコントロールすること可能です。
生後5ヶ月ぐらいまでの間は自分の環境を把握することは難しいものです。
そのため長い時間散歩をする必要はありません。
排泄のタイミングはできるだけ正確に把握するようにしましょう。
室内ではサークル内での動きをよく観察するようにしましょう。
幼い時にサークルの中にトイレがあってもかまわないのですが、成長すると、サークルの外をトイレの場所として自然にサークルの外をトイレの場所としてサークルから自ら出て行き、トイレでできるかどうかを試すことが大切になります。
常にトイレで上手にできるようになると、褒めてもらえる、おやつがもらえるなどの良い印象を植え付けることができれば、トイレをどれだけサークルから離しても大丈夫でしょう。
もしもトイレで身構える様子がうかがえたら、その瞬間に、シーをするんだよ、トイレだよというような声を掛け、できたら褒めるということを繰り返しましょう。
少しずつトイレの場所を移動して、望みの場所でするようになった場合には、その場所は犬にとって非常に大切な場所になります。
飼い主には好みの場所ではないかもしれませんが、犬にとって好みの場所の探し方としては、まずは落ち着いて安心できる場所を探すようにしましょう。
排泄の時には、一番無防備な姿にならなければなりません。
そのため廊下やドアのそば、玄関や屋外の気配を強く感じる窓の近くなど、人の気配を感じやすい場所は、安心することはできないでしょう、夏は暑くて冬は寒すぎる場所もトイレの場所としては快適ではないでしょう。
これは人間でも同じことが言えますね。
飼い主が生活するうえでの都合だけでなく、犬の立場に立ったときに探し方を忘れてはいけません。
余計なにおいのない静かな場所であれば、その場所を固定して、トイレの場所を動かさないようにしましょう。
すると必ずその場所を覚えるようになるでしょう。
大切なことは繰り返して同じ行動をさせることにあります。
飼い主の気まぐれで態度を変えたり、指示する人によって声掛けが変わったり、トイレを頻繁に移動させることは避けましょう。